読み聞かせで塾いらず?
- 作者: 松永暢史
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2015/07/01
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
ある日、私より大きなお子さんを持つ知り合いのママさんと道でばったり立ち話。
私が、うちの下の息子が幼稚園児でまだ字を書けないんですよね〜
小学校ついていけるかな〜と
話すと、
『読み聞かせ!
絶対読み聞かせしてあげたらいいわよー!
私の近所の賢い子供さんもお母さんが小さい頃から、とにかく毎日読み聞かせしてたの。
そしたら塾も行かずに◯◯高校に行ってるわ。
塾代節約と思って、面倒だけど
毎日一冊でいいから絵本読んであげて〜!
じゃ、ね〜! 』
と、まるでそれを言うために現れたかのように去って行ったのでした。
はー、そうなんだ〜まじで!
その晩から一ヶ月ほど意識して寝る前に絵本を読み聞かせましたが、
いつのまにかフェイドアウト…
そんな時に、今度は私の母が
この本を持ってきて、またまた
TVで言うてたわ〜読み聞かせ、いいらしいで〜
と、またまたそれだけを言いに来ました。
それから2ヶ月ほど読み聞かせ心がけていましたが、やっぱりフェイドアウト。
読み聞かせしていた間、その後、息子に何か変化があったかと言われれば特にはないけど、
でも、本はいいんだ、ということは
私の中に染みついてます。
今は毎日ではないけど、ふと思い出したら
『塾代節約』とつぶやきながら
絵本を読むようにしてます。
この本ではお勧めの絵本、良書が世代別にたくさん紹介されているので、知育としてだけでなくとも、子供への本を買ったり図書館で借りたりする際のガイドブックとしても使えます。
面白いのは、本を読み聞かせする
時の読み方。
表情豊かな声で臨場感いっぱいに読むのがいいのかと思っていたら、
その正反対で、
一定のトーンで、節や言葉をクッキリ区切ってはっきり発音して
ロボットのように読むのが、聞き取りやすくて頭に入るのだとか。
私、これを意識しすぎて読んでる間に何が正解がわからなくなって
しまったから、
今思えば
普通に自分が好きなように読んだ方が、読み聞かせを続けられて結果的にいいのかも、と思います。
あと、リビングに辞書、図鑑、地図があると、気になったらすぐ調べられて頭に入るとあるので、
そのまま実践してます。
たしかに、子供達は
TVのイッテQを見ては、TVのそばの壁に貼ってある地図をそのまま見てコンゴ共和国ってどこー?と
捜すように。
TVでサメや熊が人を襲ったニュースを聞けば、急いで危険生物の図鑑で確認に走り、
毒グモや毒キノコのニュースもドキドキしながら図鑑で確認してる。
これが今後受験につながる知識かどうかは置いといて、
興味を持ったものがすぐ頭から流れてしまう前にすかさず
辞書や地図や図鑑で確認することによって定着し、それにまつわる周辺のものの知識までついでに得られるんだなーと関心してしまいました。
環境づくりって、大切なんですね。
まだ先だけど、子供たちがいずれ
高校や大学を受験する時、
いくら環境を整えていても、
子供たちの勉強という努力無しでは
乗り越えられない。
だから、それまでに少しでも暗記事項や知識の引き出しが増えてるといいな。